また騙されました、「ホレホレ詐欺」。神保町の大型書店に行ったら「愛蔵版 昭和のテレビ欄(1954-1988)」という本があったんです。以前発売された「ザ・テレビ欄」という本のシリーズらしい事は一目見て判ったんですが、タイトルも装丁も変わっていたので、前作が売れたから掲載時期をずらした新バージョンを出したのだなと好意的に解釈し、買っちゃったんです。ところが・・・・・何と前作と全く内容は同じ。前作は「1954-1974」「1975-1990」と2冊に分かれていたんですが、新版は89年分、90年分をカットし、1冊に統合した物でした。前版は1冊1143円で、新版は1500円。「まだ買ってなかった」なんて人にはお買い得版という事になりますが、騙された者にとっては合計3786円+税という大出費です。ずるいですよね、装丁を変えて「ホレホレ、面白そうな本だろ」とマニア心をくすぐるなんて。せめて「『ザ・テレビ欄』と内容は同じです」と表記するのが仁義だと思うのですが、「それが商売」と言われれば、騙されたボクが悪いんですかね。ああ大人は汚い!、大人なんか大嫌いだ!・・・。
だけど嫌いなのは大人だけじゃなく、子供だって思いっきり騙す人は多いよね。例えば子役で、特に杉田かおるなんて酷かったよねぇ。「パパと呼ばないで」に出ていた時はもちろん、後に「金八先生」や「池中玄太」に出たり、「鳥の詩」なんて歌っていた頃は清純な娘と思ってたのに、「あんな娘」だとは思いませんでした。すっかり騙されました。でも、そんな「あんな娘」に時には魅かれてしまう、Mのボクもいたりするんですけどねw。