「バスドラ」って番組を知ってますか?。正式なタイトルは「タカアンドトシの道路バラエティー!? バスドラ」ですが、バスだけに?迷走を続けているようです。
この番組、そもそもはタカアンドトシの2人がバスの運転士になるのを目指すというもので、その訓練を紹介すると共に、道路に関する薀蓄、情報が満載という、文字通りの「道路バラエティー」だったんです。番宣を兼ねたタカトシ大型一種取得のドキュメンタリー特番を放送後、4月からレギュラー放送がスタートしました。第1回は「環七編(前)」、第2回は「環七編(後)」、第3回は「246編(前)」と順調に回を重ねていたんですが、第4回目で突然「東京スカイツリーツアー」が放送され、その後はバラエティー色の強い内容に変わってしまいました。
おそらく地味な内容が災いして、視聴率が「※」印(ほぼ0%)だったのでしょう。いくら深夜とはいえそのままには出来ず、強化策としての路線変更を迫られたのだと思います。でもね、酷いと思いませんか。第3回の最後には「次回は246編の後編を放送」と予告が流されたんですよ。それがうやむや状態でお蔵入り。路線変更も解るけど、最低限「後編」を放送してから替えるべきではないですかね。
まあそんな悠長な事を言ってられない、危機的な数字状態だったのかもしれませんね。考えてみればタカトシの大型二種取得なんてほとんどの人は見ても面白くないし、しかも本気で運転士になる訳ではない。道路の話もボクのような地理マニアにとってはワクワクの内容だったんですが、多くの若者にとっては興味薄だったのかもですね。スタッフとしては「ブラタモリ」的な物を狙ってたんじゃないかと推測されますが、その意図が理解されなかったのは残念です。
そういう意図が理解されず、しかも苦しい模様替えの展開は、かつてアイドル界にもありましたね。今更語るのも何だけどというような話ですが、そう、スターボーです。
どういう狙いだったのかは知らないけど、こんな謎の宇宙人トリオ、売れる訳ないよね。まあそのチャレンジ精神はいいんだけれど、解らないのはあっさり白旗退散しなかったって所。こりゃ駄目だと考えを改めたのか、それとも最初からこの展開を考えていたのかは知らないけど、ごく普通のアイドルグループにモデルチェンジという暴挙。
どうせなら沢田富美子やアンナアンのように改名してどさくさ再デビューすればいいのにとも思えるけど、スタッフとしては「スターボーのインパクトを利用した方がメリットあり」と読んだのかな。結果は恥の上塗りでしたけどね。
それはそうとボクのブログも、最近は迷走しております。なるべく頻繁に更新と考えていたんですが、数日空き、1週間空き、とうとう2週間くらい空くのも珍しくなくなった。そう考えると、打ち切りにせず、路線変更しても週一の放送を続けている「バスドラ」は、ある意味偉いかもしれないですね。ボクも見習わなくちゃ。