11日(土)からスタートした「ど根性ガエル」、ご覧になりましたか?。初回視聴率は13.1%だそうですが、最近のレベルとしては及第ですね。でも42年前にアニメ版が25%を超えたのと比べると、ずいぶん低い気も。旧作アニメに馴染みがある人がとりあえず観て13%ですから、2回目以降の変動が気になります。
ボクはとりあえず2回目も観てみようかと思っていますが、正直な感想は「思ったほど酷くはないな」です。漫画やアニメを実写化するんだからどうしても無理があるのは仕方がありませんが、違和感はかなりありますね。舞台が石神井じゃないのは仕方がないとしても、ゴリライモが魚屋じゃないとか、ストーリーの都合とはいえ京子ちゃんがひろし以外の人と結婚して、しかも離婚までしてるとかね。
最も違和感を覚えたのは、五郎が警察官になっている事です。いや警察官はいいんですが、何で巡査部長なんですかね。ひろしの一つ下だから29歳であり、年齢的にはその階級になっている事もあり得ますが、五郎のキャラを考えると巡査の方が自然ですよね。演じてる勝地涼の風貌も、およそ巡査部長には見えないしね。
それでも五郎の巡査部長はまだましで、もっと不自然な例もあり、それが今回紹介する眞鍋かをりです。交通安全のラッピング広告で白バイ警官を演じているんですが、その階級は・・・・・警視監!?。警視監といえば県警本部長を務めるような階級で、当然そんな白バイ警官は存在しません。見栄えのする階級章にしたかったのでしょうが、そのウソ丸出しは見る人が見ればシラケます。こちらは逆に巡査部長か警部補くらいにしとけばリアルだったのにね。