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Channel: KH1の最旧アイドル・パトロール(独りよがり歌謡エッセイ)
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薬師丸ひろ子の巻・その④('81)

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 前回の「その③」を書く時にWikiで調べたんですが、「セーラー服と機関銃」は当初、東宝配給での公開が予定されていたらしいですね。どっちにしても角川映画の製作ですが、配給会社により「東宝映画」「東映映画」のようなイメージで捉えられるので、東宝配給だったらかなり印象の違った作品になったでしょうね。

 ちなみに何で配給会社が変更になったかというと、前作「ねらわれた学園」の東宝での扱い方が良くなかったせいなのだとか。東宝としては併映の「ブルージーンズメモリー」が自社作品でもあり、メインのつもりだったのかもしれませんが、「ねらわれた学園」だって決して小さい扱いだったとは思えませんけどね。

 何でも宣伝費の比率が「ねらわれた学園」の方が少なかったそうですが、それは数字の比較であって、実際にはどちらも大宣伝だったと思いますよ(新興映画会社としては、そういう“差”に拘るのかな)。新聞広告も、「ねらわれた学園」単独でこ~んなに大きく出た事もありました。
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 当時は封切後、初日の人出の様子を載せた広告で再宣伝する事も多かったんですが、「ブルージーンズメモリー」と「ねらわれた学園」でもそういう広告がありました。「こんなに多くの人が観に来てますよ。さあ、あなたも早く」という狙いなんでしょうけれど、この人出はどっちを観に来た人なんでしょうね。たのきんかな、ひろ子かな、どっちもかな。
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