大沢悠里が「ゆうゆうワイド」の降板を発表したようですね。ネットでは長寿番組の終了に「ショック!」と騒ぎになっているようですが、同番組のスタートは'86年4月であり、ボクの感覚では「まだ(たったの)30年かよ」という気がしますね。科学万博終了後に始まった番組かよ、ってねw。まあ前身的な「のんびりワイド」スタート時から考えればかなりの長期間(それでも37年だけど・・・)かもですが。
その大沢悠里、ラテ兼営局所属(だった)でありながら「ラジオアナウンサー」という自負があり、ほとんどテレビに出る事はありませんでした。そんな大沢悠里が「ゆうゆうワイド」を始めた直後、意外にも局を代表して顔を晒す仕事をした事があります。もしかしたら元々は本人は「声だけ」のつもりだったのかもしれませんが、歌をレコーディングした後、その曲のプロモーションビデオに出演しているんです。
その歌はコアなアイドルファンなら意外と知っている人も多いかもしれませんが、一般人はもちろん、歌謡曲ファンでも知らない人が多いと思われる幻の1曲です。タイトルは「初恋は忘れていない」。大沢悠里一人で歌った訳ではなくて、在京5局の民放テレビ局の男女アナウンサー10名のユニットが編成され、その名は「花のアナウンサーファミリー もんた隊」といいました。
「もんた」って何だか解りますか?。もんたとは「文多」、文字多重放送の略なんですが、同多重放送の普及促進の為に結成されたグループが「もんた隊」です。もう30年も前の局アナなので、誰だか分からない人も多いですね。テレ東の男性アナは元々馴染みがないせいもありますが、女性アナは有村さん、寺田さんしか分かりません(日テレは加藤アナかな?)。局によって考え方が違ったのか、大ベテランを送り込む局、比較的新人で済ます局といろいろですが、テレ朝の渡辺宣嗣アナなんて「うわー、若いなぁ」ですね。
今回は女性アナをアイドルとして紹介しようかと思ったんですが、適当な人がいないので「もんた隊」という括りで、「初恋は忘れていない」のプロモビデオをネタとさせていただきたいと思います。部分的にパソコン作成の画像が挿入されるのですが、相当に稚拙な出来ですね。30年前って大昔なんだなぁ。