10日（土）に毎夏恒例の「思い出のメロディー」が放送されたんですが、今回は第45回で、という事は昭和44年スタートの歴史ある番組なんですね。元々は（我々の世代がイメージする）「懐メロ番組」でしたが、意外にもその番組作りは「最近」まで続き、平成時代に入ってからも古臭い歌ばかりで構成されていました。ネットで調べたら第21回（平成元年）の放送で紹介された歌はほとんどが昭和30年代までの歌謡曲で、アイドルっぽい歌手はほぼゼロでした（強いて言えばピンキラくらいか）。その後は段々とアイドルやアニメソングなども扱われるようになり、若者ウケを狙い娯楽色を強めているのかなと思ったんですが、考えてみれば時代の流れと共に紹介内容の変化があるのは当然と言えば当然ですね。
そんな「思い出のメロディー」、今回は浅香唯が出ていました。唄ったのは「夏少女」・・・・・ではなく、ああやっぱりの「Ｃ-Ｇiｒｌ」でしたが、そんな歌がもう懐メロなんですかねぇ。まだついこの間のような生々しさを感じますが、考えてみればもう25年も前の曲なんですね。経過年数では立派な思い出のメロディーなんだけど、登場した浅香ちゃんが現役アイドルと言ってもいいような雰囲気だったんで、余計に「これ思メロ？」と感じました。
今回紹介するのはザ・テレビジョンの表紙とグラビアですが、「Ｃ-Ｇirl」の更に半年前の浅香ちゃんです。“懐メロ曲”の半年前でも今と変わらない浅香ちゃんですが、まさか25年後に自分が「思い出のメロディー」に出演するとは夢にも思っていなかったでしょうね。