16日（日）に東京MXで「花とアリス」が放映されたんですが、初めてその映画を観ました。端から暗そうな作品だとは思っていたんですが、アイドル映画として多少は期待したものの、やはり何ともシュールっぽい展開でした。ボクの理解力の低さもあるんでしょうが、どうにも難解な描き方で、解りにくいったらありゃしない。元々喜劇や娯楽映画が好きなボクだから尚更です。
仕方ないからネットで解説でも読もうかとググッたんですが、意外にも多くのページがヒットします。しかも好評価が多い。まあ好きな作品だからこそネットに書くんだから、高い評価ばかり並ぶのは当たり前かもですがね。解説を読み、なんとなく大まかなストーリーは理解出来ました。2～3回繰り返して観れば、より納得出来ると思います。でも映画館で観たら1回で理解出来なければ困る訳で、こういう映画は好きになれませんね。噛めば噛むほど味が出るような映画ではありますが、地味だし、そのくせやたらと時間が長い（2時間15分）なんて、ボクはついて行けませんね。
この映画は'04年3月に公開されたんですが、その2ヶ月後には同じ東宝配給で「下妻物語」が公開されています。本来は比較すべき作品ではありませんが、ずいぶん対照的なガールズムービーが連続公開されたもんですね。ストレートでコミカルな「下妻物語」は面白い！と思えるのですが、「花とアリス」はちょっとね・・・です。
後から知ったんですが、この映画は元々キットカットの宣伝用にショートムービーが4篇作られ、それを再編集、再構成し、長編映画として公開されたようです。ふ～ん、元々は劇場用長編映画じゃなかったんだ。それで解りにくかったのかもね。
そんな「花とアリス」ではありますが、良い点が一つ。それは・・・・・鈴木杏ちゃんが可愛かった事です。元々気になる女の子だったんですが、この映画では、よりチョー可愛かったです。ついでと言っては何ですが、蒼井優ちゃんも可愛かったです。
今回はこれが言いたかった為に、長々と駄文を書いてしまいました。お付き合いありがとうございました。