ボクは古いドラマや映画を観る時、ストーリーを楽しむだけでなく、(むしろ)その時代背景を「見たり」します。その映画が製作、公開された頃を感じながら、「この頃にボクはどこに住んでいた、何年生だった、この瞬間に何をしていたのだろう」などと想い出に耽ったりします。
逆に時期を考慮し、かつて同じ時期に公開された映画を見て、「○年前の今頃はこの映画が劇場公開されていたんだな」とか「多くの人が劇場のスクリーンでこの映画を見ていたんだな」などと空想したりします。今日は「花の高2トリオ 初恋時代」を観たんですが、これは昭和50年の8月上旬に公開されたアイドル映画です。その頃のボクは中学一年生だったんですが、ボクと同世代の人たちが40年前の今頃、映画館に行ってこの映画を楽しんでいたのかな、なんて思いながら観ました。
更に、その両方を兼ねた例もあります。「初恋時代」に続き「ハウス」を観たんですが、この映画も38年前の今頃に公開されていた映画です。「初恋時代」と違うのは、ボクは「ハウス」は劇場で観ているんです。場所は立川東宝でしたが、日野に住んでいた中学三年生のボクは、自転車に乗ってえっちらおっちら行った憶えがあります。38年前の夏、あの頃を思い出します。
それにちなみ今回は「ハウス」に関連するネタを公開しようかと思ったんですが、適当な物がなかったので、「ゴールデン・コンビ」に関する物にします。ゴールデン・コンビ、憶えていますか?。初期の頃にネタにしたんですが、「山口百恵・三浦友和」のコンビの肩書です。「ハウス」の併映作品が「泥だらけの純情」だったんですが、そのチラシが見つかったので、それを公開します。「同時上映 ハウス」なんて書いてないかなと思ったんですが、残念ながら単独のチラシでした。
このチラシを見て、ボクと同じように38年前の夏を偲んでいただける方がいれば幸いです。